西洋人の分析的思考と東洋人の包括的思考

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 君が西洋人の思考に接するとき、君は彼らの思考が独特であることに気づく。西洋人の思考は分析的思考であり、彼らは対象それ自体を見る。それに対して、東洋人はものとものとの関係を見て、その思考は包括的思考と呼ばれる。

 分析的思考とは、白人が対象それ自体を分析する思考である。関係性思考とは、東洋人が対象と対象の関係を把握する思考である。

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人間に対する認識

 分析的思考と包括的思考の違いは人間に対する認識に現れる。以下の例を見ながら、君は分析的思考を学ぼう。

なぜ白人は黒人奴隷を採用したか?

 白人は黒人奴隷を採用した。なぜなら、人間の本質は肉体のデザインでないので、たとえ同じデザインを持つとしても、白人と黒人は同じ人間でなかった。だから、白人は黒人を人間と認識せずに奴隷とした。

この考えに対して、東洋人は黒人も白人も人間から生まれてくると返答する。この返答それ自体が包括的思考(関係性思考)である。東洋人はデザインという対象それ自体を把握できない。

だから、白人がデザインそれ自体について語り、そこから人間の本質を導こうとするとき、東洋人はなぜか先祖という人間に関係した事実を持ち出す。しかし、白人はデザインそれ自体について語っている。

彫刻と白人の思考

 もしxが君と同じデザインを持つならば、xは人間である。君がこの論理が正しいと仮定すると、人型の彫刻やロボットも人間であるという結論が導出される。しかし、この結論に対して、東洋人は違和感を覚えて、彼らはロボットの要素はたんぱく質でないと返答する。

この返答こそが包括的思考(完成性思考)である。対象の要素と対象のデザインは関係するが、対象のデザインそれ自体は対象の要素でない。にもかかわらず、俺が対象のデザインについて語るとき、君はなぜか対象の要素に関して返答する。

その結果、東洋人は人間の本質は肉体のデザインでないという結論を理解できない。だから、東洋人は上記のカエサルは人間でない。なぜなら、それは彫刻でたんぱく質からなっていないと感じる。西洋人は人間の本質はデザインでないので、上記のカエサルは人間でないと思考する。

白人の意見を崇拝することと包括的思考

 東洋人の包括的思考は白人の意見に対する崇拝に見られる。東洋人は白人の意見と白人のデザインを分けて思考できない。

白人の意見の正しさ≠白人の肉体のデザインの優秀さ

 日本人は北欧の白人を好む。なぜなら、彼らの肉体のデザインは世界で最も優れている。しかし、日本人はデザインと性能の違いを認識できないので、彼らは北欧の白人の意見を崇拝する。

車のデザインと車の性能が異なるように、北欧人種のデザインと北欧人種の意見の正しさは異なる。しかし、包括的思考を持つ東洋人はデザインと意見を分けて思考できないので、彼らは白人の意見を崇拝してきた。

その結果、日本人は白人はイケメンであるので、白人の意見は正しいという結論を無意識的にみちびてきた。分析的思考を持つ人間はデザインと意見を分けて考えれる。だから、彼らは北欧人種のデザインは優れているが、彼らの意見は必ずしも優れていないと結論づけれる。

アメリカ大陸の多様性と分析的思考

 当然、白人の分析的思考にも欠点が存在する。その欠点とはアメリカの状態である。

白人や黒人はアメリカ大陸に存在するか?

 東洋人は包括的思考、または関係性思考を好む。だから、彼らは白人がアメリカ大陸に存在することは不自然であると感じる。なぜなら、白人の肌の色が白いのは紫外線量の少なさが原因である。

紫外線量の少ない地域は欧州のみである。だから、白人が自然に生活できるは欧州地域のみである。白人がアメリカ大陸に存在することはホッキョクグマがインド大陸に存在することに等しい。

白人は分析的思考を好むので、彼らはその不自然さを認識できない。

おまけ:なぜ東洋人は科学を生み出せなかったか?

 その理由の一つは東洋人の包括的思考が数学や科学に合わなかったからである。例えば、俺がフランスの景観のデザインが優秀であると言った時、東洋人はフランスはうんこまみれで汚いと返答する。デザインは数学、特に幾何学であり、汚さは衛生や生物学に関係する。

しかし、東洋人はデザインそれ自体を認識できないので、彼らはデザインをいつまでも考察しようとしない。その結果、東洋では、デザインに関する数学が発展してこなかった。東洋人の話し方は君が数学の論文を読んでいる時に、なぜかその論文が生物学に関する話題を急に取り扱い始めるようなものである。

東洋人は対象それ自体を認識できないので、彼らはいつまでも数学に対する洞察を深めてこなかった。その結果、東洋では、数学が発達してこなかった。東洋人の包括的思考は数学や科学にあっていないように思える。

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