西側の白人は自由の概念を西洋文明における根本的な原理とみなしてきた。しかし、自由主義や多文化主義や国境開放や難民の受け入れやLGBT、そして自由民主主義すら失敗しつつあるように見える。
さらに、2019年のG20の開幕前に、プーチン大統領は自由主義は時代遅れであると発言した。イスラム教徒のコーカサス人種やロシアや中国が彼らに勝利するだろう。つまり、自由民主主義と西洋文明は21世紀中に終焉するだろう。
では、自由主義(リベラル)とは一体なんであったのか。この信仰的な場で、俺は自由主義に対する俺の認識を簡潔に語る。
1:リベラルに対する君の認識
現在、リベラルは迷走している。では、リベラルとは何であるか。リベラルの定義でなく、リベラルに対する「認識」を振り返ってみよう。
1-1:リベラルとは人間の本質である
コーカサス人種の文明は奴隷文明である。その文明では、人間は奴隷とそうでないものに分類された。奴隷の人生は奴隷主の意志によって強制され制限された。
だから、奴隷はその状態からの解放(liberation)と自由な旅立ち(liberty)強く求めた。解放された奴隷は自由状態(freedom)になり、彼らは自由意志(free will)を獲得した。
そして、彼らは彼らの人生を自由な選択(free choice)で決定して、彼らは彼らの行為に対する応答義務(responsibility)を持った。
人間の本質とは自由意志である。西側の白人はこう考えた。
1-2:人間の本質とは自由意志か、神への服従か
一方、イスラム教徒はそう考えてこなかった。彼らは人間の本質を神(注1)への服従とみなした。ここに西洋とイスラムの明確な違いが存在する。
つまり、イスラム教徒は人間の本質を自由意志とみなさず、それを神への服従とみなした。もし異教徒が神に服従しないならば、その異教徒は人間の本質を持っていない存在である。つまり、その異教徒は人間でない。
だから、たとえイスラム教徒がその異教徒を殺すとしても、その行為は単なる物体の破壊行為であり、殺人行為でない。なぜなら、彼は神への服従という人間の本質を持っていないので、彼は人間でない。彼らは人間の本質をこう考えてきた。
注1:神はこの世界の造り主を想像せよ。日本人が考える神と彼らの「ゴッド」は同じでない。日本人の神は精霊のような存在であり、この世界の造り主でない。一方、彼らの神(ゴッド)はこの世界の造り主であり、この世界は彼の意志によって動いてる。
意志がある物事に存在するとき、人間は意志が関係したもの(例えば、広告やマスメディア)を疑う。もし神の意志がこの世界に存在するならば、イスラム教徒はこの世界を疑うのか。答えはいいえ。それは神に対する冒涜である。たとえ神の意志がこの世界に存在するとしても、人々はその意志を決して疑わずに、神の意志に服従し続けるべき。これはイスラム教徒っぽい考えである。
1-3:自由意志から導かれる概念
議会制民主制度は自由意志から導かれる。国民は政治家を彼らの自由意志で選択して、その政治家は国民の肉体の操縦に関する取り決め(法律)を議会で制定する。もし人間の本質が自由意志であるならば、国民の自由意志によって選択された政治家が制定する取り決め(法律)は「正当性」を持つ。
だから、君はもしある人間の行為がその取り決めに一致しないならば、その行為は正しくないと判断する(注2)。言い換えれば、国民の自由意志が何が正しいかを間接的に決定している。
西側の白人は自由意志を人間の本質とみなす。だから、議会制民主制度や自由民主主義の否定は彼らにとって人間の本質の否定、つまり人間の存在の否定に等しい。東洋人にとって民主制度は単なる一つの政治制度であるが、西洋人にとっては宗教的な何かである。
注2:俺は罰の正当性について知らない。ある行為が正しくない事と罰を悪い事を行った人に与える事が正当である事は互いに異なっているように思える。
2:なぜリベラルは失敗した?
G20の開幕前、プーチン大統領は自由主義は時代遅れと発言した。このリベラルは当然日本国における左翼やリベラル?を含まない。白人の大部分はにほんじんを相手にしていないので、彼らを保守やリベラルや左翼とみなさない。
2-1:目的の喪失と迷走
リベラルとは黒人や少数派やイスラム教徒に優しくすることでも、白人ハーフの子供を産んで多様性を自慢することでもない。本来、リベラルとは自由主義者であり自由を愛する人々であった。リベラルの迷走の理由は自由に対する彼らの不勉強さにある。
これは女性解放後の女性の運動(フェミニズム)の迷走に似ている。女性も黒人選挙権を獲得して自由を手にいれた。その後、彼らは何をやって良いのかわからなくなってしまった。なぜなら、人間は自由を手にいれて彼らの目的を達成した後、彼らは迷いや戸惑いの問題と対峙しなければいけない。
黒人や女性の選挙権が与えられた後、リベラルはすでにその役割を終えた。選挙権の獲得によって、人々は奴隷状態から解放されたにも関わらず、彼らは解放(liberation)や自由状態(freedom)を望んでいる。この状態は痴呆老人がすでに食べた夕飯を催促すような滑稽さである。
2-2:自由それ自体に対する懐疑
西側の西洋人は人間の本質を自由意志の中に見た。しかし、この前提は完全に揺らいでいる。君が自由や権利や人権を主張する人々を見る時、君は彼らはまるで糞尿を撒き散らすボケ老人や動物のようであると感じる。
もしある人間が自由を追求するならば、その人間は動物のように振る舞う。人々が自由意志を主張すればするほど、人々はより動物的になっていく。この状態は人間の本質が自由意志であるという前提に反している。
- free = 我儘
- free will = 動物的運転(操縦) or 痴呆老人の運転
- freedom = 野生 or 動物園
- liberty = 痴呆老人の徘徊的状態
- liberation = 脱走(介護施設からの)
21世紀の人間はまるでうんこを垂れ流す老人ようである。彼らは交通事故の後始末を彼ら自身でつけれないのにも関わらず、彼らは彼らの車体(肉体)を操縦している。そこに、大局的な自立も維持も対峙も後始末も存在しない。
2-3:自由を揺らがせる代表的な例:大規模移民
大規模移民や難民や多文化主義や国境解放や外国人参政権や多重国籍も自由の価値を揺らがせている。移民政策に関する本当の問題とは、維持及び持続概念の欠如と後始末及び対峙義務の放棄である。彼らは人間社会の維持を先住民に押し付けて負担と損害を与え続け、かつ彼らの排泄行為の後始末さえ先住民に強要する。
人種構成や民族構成を変化させる時、大虐殺(大規模な交通事故)が歴史的に生じてきた。しかし、たとえその種の虐殺が生じるとしても、移民政策の賛成者は責任を虐殺者に押し付けて迫害された被害者として逃げれば良いと企んできた。実際、君が移民政策の賛成者の発言や行動を見る時、彼らは彼らの行動が引き起こした人為的現象の後始末をつけるつもりがないように見える。
この状態はまるで動物や痴呆老人の(肉体の)運転と同じである。西側の白人が人間の本質を自由意志の中に見たにもかかわらず、彼らは彼らの予想に反して動物化した。彼らはうんこ垂れ流しの痴呆老人や轢き逃げを繰り返すボケ老人、または掲示板を荒らし食い逃げを繰り返すゴミと同じである。
3:東洋人の将来〜どう動くべきか〜
西洋文明は21世紀中に滅亡するだろう。東洋人やその他のアジア地域は西洋文明や自由民主主義から離脱すべき。では、東洋人はどうあるべきで、どう動くべきであるだろうか。
3-1:自由でなく義務や後始末などを重視せよ
東洋人は人間の本質を「義務・大局的自立・後始末・分岐・対峙」とせよ。さらに、君は「秩序・安定・維持・継続・持続」を重視する。君の肉体の自由な操縦は動物による肉体の操縦と同じである。
もし君が人間性や人間の本質を求めるならば、君は君の肉体を君の義務に従って操縦しなければいけない。もし君が交通事故を引き起こするならば、君はその事故の後始末をして、事故の結果生じた人為的現象と対峙し続ける義務を持つ。分岐は歴史的な義務や責任(後始末及び対峙の継続や持続)を負う単位を与え、大局的自立は自身の行為の後始末能力と他者との対峙能力、そして精神の成熟を保証する。
もし君が「義務・大局的自立・後始末・分岐・対峙」や「秩序・安定・維持・継続・持続」を重視するならば、君は君の肉体を人間として操縦する。人間の本質を与えるのは自由や自由意志でなく、「これら」である。
3-2:歴史や自然を重視せよ
君が君の肉体を操縦する時、君は制定された義務に同意して、君の肉体を動かす。では、誰がその義務を作る正当性を持つのか。東洋文明における東洋人はその正当性を歴史や自然と見なせ。
東洋人は東洋地域の自然な先住民であり、その土地を維持して他者と対峙してきた。さらに、彼らはその土地に関する後始末を継続的につけてきた。だから、彼らは肉体の行為に関する取り決めを作る正当性(注3)を持つ。
そもそも、白人や黒人はアジア地域やアメリカ大陸の緯度に存在しない。俺のような東洋人から見ると、白人がアジア地域やアメリカ大陸で法律を作成してきた事実それ自体が不自然である。さらに、白人は黒人を虐殺して奴隷にしてきたにも関わらず、黒人と白人が同じ自由民主主義の下で生活してきた事実も歴史的に不自然である。
注3:東洋人は正当性を正統性の中に見るように見える。彼らは宗教や論理を正当とみなさない。
3-3:白人の価値観を廃止せよ
もし君がキリスト教徒の東洋人でないならば、君はキリスト教の概念を無理に受け入れる必要はない。例えば、人権や権利や寛容や罪や贖罪がそれに該当する。東洋人は礼をより重視せよ。
東洋文明では、君は権利を「非干渉的状態」と見なせ。そのとき、人権は他人から干渉されない人間状態である。もし君が大局的に自立せず、他者(例えば、近所の人々)と対峙できないならば、君はパパとママから干渉される。
なぜなら、君は無職のおっさんと同じである。また、もし君がある東洋人の家にお邪魔するならば、たとえ君が権利を主張するとしても、君はその家の東洋人から干渉される。なぜなら、東洋人は正当性を彼がその家を維持してきたという歴史の中に見る。
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内部でんぴょん
・https://oreranitsuite.com/2019/07/01/韓国との慰安婦問題での強制連行や自由意志の意/
・https://oreranitsuite.com/2019/06/15/なぜ欧州は死んだか?〜ダグラス・マレーと西洋/
外部でんぴょん
・記事(中間種のドイツ国民が難民をイタリアにぶち込んで逮捕)
・グーペ