媒介:媒介とは二つの対象をつなげる対象である。A-媒介-Bである。
媒介は手先の器用さと同様であり、君はこれを重要なものと認識する。上記の認識は現時点で適切でない。
1:媒介の具体例と性質
媒介の具体例は以下である。
- 手
- お金
- 言語
- 教育
- 報道
- 出産行為
- 流通
- 光
- いたこ芸や司祭
- 学問
- 法律
- 商業
- 蟲
媒介の性質
媒介の性質:媒介は依存対象である。依存対象であるとは大局的に自立していない対象である。
媒介は大局的に自立できない。だから、媒介は自由を持たない。依存者が権力を持つとき、人間社会は不安定になる。なぜなら、それは君の両手が意志をもつような状態である。
媒介の性質:媒介は他者と対峙できない。
報道や法律や教育や学問は他者との対峙を回避できる。その結果、この種の媒介者は外国人との対峙を恐れ内弁慶になる。言い換えると、彼らは通過儀礼を果たしてこなかった大人子供と同じである。
2:製造と商業
経験則:商業は君にとって重要である。商業が力を持ちすぎるとき、製造がおろそかになり、商業それ自体が衰退する。なぜなら、君は売るものを失う。
取り決め・製造優位性:製造優位性とは製造を商業よりも優先する状態である。
ただし、製造優位性には注意点が存在する。たとえあるタンパク質が体内で生産されるとしても、もし血管(媒介)が存在しないならば、そのタンパク質は目的の臓器まで移動できない。同様に、もし君が商品を製造するとしても、その清貧が売れないならば、製造は無駄になる。
繰り返すが、商業や媒介は重要である。しかし、もしタンパク質がないならば、商業それ自体が不要になる。順序は製造→商業である。
当然、食物は自然に取れる場合、製造過程は省かれて商業が優先的になる。
3:媒介と物蟲ヌシ
媒介と判断:君は媒介をヌシ判断と判断する。
ゴリラは不器用な手先をもつ。動物は媒介を適切に扱えない。動物は言語を扱えない。
この信仰の目的は分岐である。分岐された対象は器用な手先をもつ。君は器用な手先をヌシ判断を判断する。
君が器用な手先をお金や情報の取り扱いまで拡張するとき、君はそれらをヌシ判断と判断する。