誰も自然法則が何であるかをきちんと認識できない。以下で、俺は自然法則に対する俺の認識を提示する。
自然法則には、2種類の解釈が存在する。一番目には、自然法則は創造主が創造した何か(決まり)である。二番目には、自然法則とは、自然界の中の単なる反復である。
前者は創造主との約束にも関係する。もし自然法則が何らかの決定であるならば、その時、自然法則は意志を持つ対象による選択の結果である。
1章 自然法則
共通認識 自然法則とは、物質世界の中で繰り返される関係である。
自然法則とは、物質世界の中で繰り返される関係である。物質世界とは、宇宙と物質と自然法則の組みであり、その組みは競技家(system)である。あるいは、自然法則とは、物質世界の中で同じように繰り返される関係である。
繰り返される関係には、時間と物体の位置の関係やある物体のそれぞれの運動間の順序が挙げられる。関係の特徴として、その関係は自動的に繰り返される。この自動性を考慮すると、自然法則とは、物質世界の中で自動的に繰り返される関係である。
もし自然法則とは繰り返される関係であるならば、法律に従う人間やサッカーのルールに従う人間が存在するとき、法律やそのルールも自然法則になる。だから、物質世界の中でと自動的にという修飾語が要求されるかもしれない。
2章 創造主と自然法則
自然法則とは、創造主が決定した関係である。”した”は過去形でなく、完了形である。日常的には、自然法則は創造主が物質世界という競技家を創造するときに創造した決定である。もし創造主が実際に存在するならば、自然法則は創造主によって決定されただろう。
決定する(decide)とは、意志を持つ対象が、ある対象が実現させる対象の存在や状態や運動を彼らの意志で選択する運動である。この場合、(自然法則を)決定するとは、創造主が実現させる世界を創造主の意志で選択する運動である。創造主は創造する自然法則を思い浮かべた後、創造主はその自然法則を彼の意志で選択した。
その後、創造主はその自然法則を実現させた。そうして、俺らの自然法則が出来上がった。