mutualもreciprocalも相互的であると訳されるように見える。俺は英語を母国語としないので、俺はこの違いを感覚的に把握できてこなかった。しかし、俺が大学教員の研究費に関する呟きを読んだ後、俺はmutualの感覚を何となく把握できるようになった。
mutualっぽくない呟き
上記の呟きはmutualの欠如した呟きであるように見える。当然、reciprocalでもない。mutualは相互的と翻訳されるが、俺はreciprocalが相互的(双方性)であるように見える。
なぜmutual的でないか?
上記の菊池誠の発言は乞食的である。彼は他者との約束や契約それ自体を認識できないので、彼はこの種の呟きを投下してきた。科学事業に関する契約が成立するためには、国民にも利益が存在する必要がある。
菊池は「(お金)をばら撒け、学費はただにしろ、生活費は出せ」と自分の都合しか考えていないような呟きを繰り返している。本来であれば、菊池は国民がお金を彼らに貸す(交換)場合、大学側と国民側はこの種の利益を “一緒に共有できる” と主張する必要がある。
しかし、菊池は契約におけるmutualを認識していないので、彼は自分の都合しか考えないような呟きを繰り返している。菊池は国民とどんな利益を一緒に共有できるかをきちんと考える必要がある。菊池にとっての利益とは研究費が交換される事であるが、それだけではmutualにはならない。
mutualは相(あい)〜的に近い
mutual:mutualは相(あい)〜的に近い。
〜には儲けや理解などが代入されて、相(あい)儲けや相(あい)理解が表現される。当然、儲けの部分は利益や得に置き換えられて、相(あい)利益や相(あい)得として表現される。相(あい)〜には、何かを一緒に共有という表現が含まれているように思える。
相(あい)儲け
相(あい)儲けとは、儲けを相手と一緒に共有する状態である。例えば、上記では、菊池誠は研究費を借りるためには、相(あい)儲けになるような呟きを投下する必要がある。彼は乞食的な発言を繰り返すのでなく、「研究費を貸してくれれば、俺らはこのような利益を一緒に共有できるよ」と提示する必要がある。
reciprocalが単なる矢印の相互的(双方性)である一方、mutualは「自分と相手が存在して、その中間あたりに利益が存在する。自分と相手はその利益を一緒に分けあえる」であるように感じる。上記の科学事業の場合、国民と大学が存在して、テクノロジーによる将来的な利益が国民と大学の間に置かれている
国民がお金を大学に貸すならば、テクノロジーによる将来的な利益が国民と大学の間に実際に生じるだろう。そして、国民と大学はその利益を一緒に分けあえるだろう。これがmutual的な考えである。それに対して、reciprocalとは、「国民がx円を貸せば、大学がx+a円で返すだろう」のような矢印の双方性である。
家庭はmutual
家庭はmutualであり、reciprocalでない。なぜなら、夫と妻は家庭を作って、その家庭から数字で表現されない利益(幸福)を一緒に共有する。上記の国民と大学の間にテクノロジーの発展によって将来的に生じるだろう利益が家庭それ自体に対応する。
reciprocal的な家庭とは、夫と妻は相互的な結婚契約を結ぶ。妻が専業主婦の場合は、夫は妻に生活費を渡し、妻は家庭に関する仕事を実行する。恋愛それ自体は家庭を形成しないので、恋愛はmutualでなく、reciprocalであるように見える
mutualの段階
お金と労働の交換
例えば、国民が研究費を大学に渡す。その後、大学は知的労働を国民に渡す。この時、研究費(お金)と知的労働の交換が生じる。これは単なるreciprocalなお金と労働の交換である。
利益の発生
もし知的労働が新たなテクノロジーの発展を促すならば、その時、テクノロジーの発展による利益(恩恵)が国民と大学の間に生じる。あるいは、国民と大学を含む社会(ソサエティ)の中に生じる。例えば、インターネットテクノロジーは通信テクノロジーの発展による利益の代表例である。
俺はこの利益を「共益」や「恩恵益(恵益)」と便宜的に呼んでいる。あるいは、俺は「恵(めぐみ)」と呼んでいる。reciprocalには恩恵益(恵益)は存在しないが、mutualには恩恵益(恵益)が存在する。前者はお金と労働の単なる交換である一方、mutualは無から新たな利益を生み出す印象を持っている。
一緒に共有(分かち合い)
利益の発生の後、国民と大学はその利益を一緒に共有する、または一緒に分かち合うことができる。例えば、国民も大学もインターネットテクノロジーを一緒に共有している。mutualの特徴は自分と相手が恩恵益を共有する(分かち合う)ことであり、その特徴はreciprocalには存在しない。
相恵(あい・めぐみ)
相恵(あい・めぐみ):相恵(あい・めぐみ)とは、ある人間と相手が恵益(けい・えき)を共有する状態である。
恵益とは、ある人間と相手がある対象と別の対象を交換する時に、その人間と相手との間に生じる利益である。または、恵益とは、ある人間と相手がある対象と別の対象を交換する時に、その人間と相手を含む社会の中に生じる利益である。社会は組織や集合や集団で置き換えられる。