神谷宗幣と黒川敦彦がユダヤ教及びユダヤ教徒に言及して、イスラエルの外交官:バラク・シャインとギラット・コーヘンが反セム主義(反ユダヤ主義)と反応した。以下では、俺はこの一連の行為について述べる。俺は神谷や黒川の発言もそれらに対するシャインとコーヘンの発言も少しずれているように思える。ただ、黒川の発言は真剣さの欠如の点において非常に悪質であり、彼はどこかふざけているように思える。
なお、アメリカ大陸の西欧白人のアメリカ国民やカナダ国民でなく、イスラエルの外交官やイスラエル大使が中東から上記に言及したことは忘れられるべきでない。なぜなら、アメリカ大陸の欧州人が自然なモンゴロイド人種をアメリカ大陸から反セム主義と批判することは不自然であり、非常に悪い。一方で、イスラエルや中東からの彼らの批判や言及は正当性を持つだろう。なぜなら、その時、彼らの行為は白人帝国主義でも植民地主義でもない。
神谷宗幣とバラク・シャイン
【「ユダヤ資本」に国が売られる】という表現は、人種差別的なレトリックです。 かつて、ユダヤ人だという理由で600万人ものユダヤ人を虐殺したのも、この中で言及されているような間違った情報の拡大から起こりえたことです。 こういった陰謀説は現実から切り離されています。実際は、相互利益につながる数々の協力を通じて、ユダヤ人と日本人の友情は栄えています。
https://twitter.com/BarakShine/status/1538772458173440001
神谷がユダヤ資本に日本国が売られると言う動画の切り抜きが拡散された後に、バラク・シャインが上記の呟きを「人種差別的なレトリック」と呼んだ。しかし、宗教的に無関係な有色人の視点では、彼の発言はどこか奇妙である。
第一に、バラク・シャインは「ユダヤ教徒」を「人種」と認識、または信仰しているように見える。しかし、彼の発言は正確には「宗教侮辱的なレトリック」であるように思える。さらに、彼はユダヤ教徒を「ユダヤ人」と呼んでいる。これもまた有色人から見ると奇妙である。なぜなら、〜人は人種や民族に関するものであり、宗教集団には使用されない。
また、600万人のユダヤ教徒を虐殺したのはキリスト教徒であり、ホロコーストはキリスト教系統の行為である。それを無関係な有色人に転嫁するのは人種的、かつ宗教的な侮辱である。白人は発達障害であるのか、遊牧民体質であるのか、彼らは異人種や異教徒の行為を無関係な有色人に転嫁する習性がある。誰もタリバンのイスラム教系統の行為をユダヤ教徒に転嫁しないだろう。
ギラット・コーヘン
これは参政党がQ&A形式で広める反ユダヤ主義に基づいた理論です。NHK党によるおぞましい陰謀説に続くものです。日本の政治家の間でこのような反ユダヤ主義的議論が交わされていることに深くショックを受けるとともに、この状況を非常に憂慮しています。 日本政府に対して懸念を表明しました。
https://twitter.com/GiladCohen_/status/1554440432654102532
黒川の発言の後、コーヘンは上記のような呟きを提示した。上記の呟きにも、違和感が残る。なぜなら、antisemitismの日本語訳は「反セム主義」であり、「反ユダヤ主義」でない。ただ、上記の呟きでは、宗教的に無関係な有色人の視点でなく、キリスト教徒の白人視点から、なぜかユダヤ教徒(おそらくユダヤ教徒の白人)が言及されているので、彼らは懸念を示すのは当然であるように思える。
ただ、個人的には、一般論として、宗教的に無関係な有色人がユダヤ教徒の西欧白人に言及することを「反セム主義」と呼ぶことは宗教的にも文明的にも人種的にも違和感を覚える。なぜなら、その有色人にとって、ユダヤ教は単なる一つの宗教である。日本国では、イスラム教もシク教も批判されるように、ユダヤ教も批判しても良いのでないかと感じる。ただし、キリスト教視点やイスラム教視点は除く。
ユダヤ系国際金融資本
俺系統の認識1.0 アメリカ大陸の上のユダヤ教徒の西欧白人が富裕であり、彼らは経済力を持っているのは事実である。しかし、彼らはアメリカ合衆国を裏から支配しているのは事実でない。
俺の印象では、白人は職業を人種別や宗教別に割り当てる。インド人もまた職業をカースト別に割り当てている。キリスト教では、金貸しや富は汚いもの、賤業とされているので、ユダヤ教徒がその賤業を担った。だから、ユダヤ教徒のコーカサス人には、金融関係者が多い。報道や学者や医者もそうである。
一方、軍事や統治、社会形成(社会システムの創造)では、キリスト教徒の白人がそれらを主として担っている。そして、単純労働は黒人奴隷が担ってきた。一般的に、白人はこのような階層社会を形成する。これはコーカサス人種やY染色体ハプログループR1aやR1bに一般化されるだろう。ユダヤ教徒の白人に金融関係者が多いのは、アーリア人(キリスト教徒の白人)がそのような社会を形成するからである。
ユダヤ教徒の白人はアーリア人が作った社会にお邪魔して、金融業を営んできただけである。ユダヤ教徒の白人がキリスト教徒の白人を裏から支配しているわけでない。彼らは金融や学問をできても、彼らは彼ら自身の社会を創造することができないし、彼らはそれを統治(支配)することもできない。実際、国民国家はキリスト教系統の国家システムであり、アメリカはアングロ・サクソン系統のキリスト教プロテスタント派の国家であり、アメリカ合衆国憲法もキリスト教系統である。
アメリカ合衆国という国家システムの全てはユダヤ教徒の白人でなく、キリスト教徒の西欧白人に創造されて、管理・統治されてきた。ユダヤ教は民族宗教の色合いが濃く、ユダヤ教徒の白人は自己の社会システムを彼ら自身で創造して、統治して、キリスト教徒の白人から主導権を握ることができない。ユダヤ教徒の白人がキリスト教徒の白人に従属的であり、彼らがいつまでも苦しく救われないのは、彼ら自身が自己の社会システムを創造して、彼ら自身がそのシステムを管理・統治することができないからである。