バスク語はY染色体ハプログループGに対応するか?〜膠着語とバスク人のY染色体ハプログループR1b〜

言語
https://en.wikipedia.org/wiki/Basque_language#/media/File:UMMESAHARF.jpg
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 ピレネー山脈西麓のスペインとフランスにまたがるバスク地方で話される、周辺のロマンス諸語と類縁関係のない、系統不明の言語。バスク自治州(1979年成立)ではスペイン語と並ぶ公用語。話者数は60万人。膠着語に分類され、冠詞の役割をもつ接尾辞が数や格を表示する、名詞は他動詞の主語となるとき自動詞の場合とは異なる格をとる、などの特徴がある。系統については、イベリア語の残存説、カフカス諸語との類縁説など諸説があるが、どれも決定的ではない。

https://kotobank.jp/word/バスク語-114389

 一般的に、バスク語は系統不明の言語であると見なされてきた。以下では、俺はバスク語に関する俺系統の認識を提示するつもりである。俺はバスク語はY染色体ハプログループGに対応する言語であると認識する。

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俺系統の憶測

バスク人のY染色体はハプログループR1bが9割の高頻度を占める[17]。非印欧系であるにも関わらず印欧系ハプログループR1bが高頻度である理由について、「印欧語を話す男系征服者集団が原住バスク人女性に多くの子を生ませたが、その子供は父親の印欧語ではなく母親のバスク語で育てられたため、父系のみR1bの印欧系ながら、言語はバスク語を保った」という仮説がある[18]

https://ja.wikipedia.org/wiki/バスク人#遺伝学的特徴

俺系統の憶測(仮定)1
もしある主体がY染色体ハプログループxを持つならば、その主体はxに対応するx語族を持つ。

 俺は次の知識を使用する。欧州には、Y染色体ハプログループIとY染色体ハプログループGが住んでいた。Y染色体ハプログループIは狩猟民族であった。一方、Y染色体ハプログループGは初期欧州農耕民であった。バスク語を話していた民族がI系統、またはG系統であると憶測される。

上記を使用すると、もしある初期欧州農耕民がY染色体ハプログループGを持つならば、その初期欧州農耕民は対応するG語族を持つ。この時、俺はこのG語族が何であるのかを憶測する。

俺系統の憶測(仮定)2
 もし仮定1が否定されるならば、ある現象xが存在する。

 この場合、「あるバスク人がY染色体ハプログループRを持つ、かつそのバスク人は対応するR語族(印欧語族)を持たない」である。この場合、この現象は次である。

初期欧州農耕民は西部草原牧畜民よりも高度な文明を持っていた。だから、父兄による言語置換が生じなかった。つまり、Y染色体ハプログループGは父系Y染色体ハプログループとしては置換されたが、彼らが持っていた文明がY染色体ハプログループR1bを持つ西部草原牧畜民よりも高度であった。そのため、西部草原牧畜民はG系統の言語を完全には置換することができなかった。

俺系統の憶測(仮定)3
 もしある主体がより高度な文明を持っているならば、たとえある主体のY染色体ハプログループが置換されるとしても、その主体の言語は置換されない(可能性がある)。

初期欧州農耕民は西部草原牧畜民よりも高度な文明を持っていた(可能性がある)。また、彼らのY染色体ハプログループはRに置換された。しかし、彼らの言語「バスク語」は置換されなかった(可能性がある)。その結果、Y染色体ハプログループと語族との不一致が生じた。俺は文明を生活形態に置き換えることができるかもしれない。

 俺系統の憶測(仮定)4
 もしある主体がY染色体ハプログループGを持つならば、その主体は膠着語を持つ。

 俺の印象では、膠着語は古い言語であるように感じる。Y染色体ハプログループでは、DE系統とC系統、そしてG系統とH系統が膠着語である。

まとめると、Y染色体ハプログループGは膠着語であった。Y染色体ハプログループGは高度な文明を持っていた。だから、彼らがR系統によって置換されたとしても、仮定3により、彼らの言語は母系で残った。その言語がバスク語(膠着語)であった。

もしバスク語がY染色体ハプログループI系統の言語であるならば、その言語は膠着語でない(可能性がある)。この時、その言語はバスク語に違反する。だから、バスク語はY染色体ハプログループI系統でない。

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