欧州人はY染色体ハプログループR系統を持っている。R系統はQ系統と共通先祖(QRやP)を持っている。さらに、P系統はNO系統との共通先祖(K2)系統を持っている。俺が欧州人を見るとき、俺は欧州人はどこからきたのかと疑問に感じる。
現代欧州人の遺伝子はステップ草原地帯の牧畜民と東部狩猟採集民とその他(アナトリア農耕民など?)から構成されているらしい。
東部狩猟民
身体的特徴
俺の印象 東部狩猟採集民は白人に近い身体的特徴の一部を持っていたかもしれない。
wikipediaの引用を見ると、身体の色に関しては、東部狩猟採集民は白人的であったように感じる。東部狩猟採集民は茶色の眼と明るい肌を持っていた。一部は金髪と青い眼を持っていた。けれども、wikipediaの引用からは、その東部狩猟採集民がコーカサス人種の身体的な形質を持っていたのかは不明である。
According to a study by Haak et al. (2015), EHGs have about 75% Ancient North Eurasian (ANE) and 25% WHG descent, and to have contributed significantly to the ancestry of the WHGs and SHGs (a mixture of WHG and EHG).
Wang et al. (2018) models EHGs as 9% ANE and 91% descended from a group more closely related to but distinct from WHGs.[5]
https://en.wikipedia.org/wiki/Eastern_Hunter-Gatherer
俺は上記の英文を読むことができない。けれども、俺の印象では、ある論文では、東部狩猟採集民は75パーセントの古代北ユーラシア人と25パーセントの西部狩猟採集民から構成される。別の論文では、東部狩猟採集民は9パーセントの古代北ユーラシア人と西部狩猟採集民からは異なるがより近縁である91パーセントの先祖から構成される。一段目と二段目では、主張が互いに異なるように見える。
ハプログループ
俺の印象 東部狩猟採集民の雄はY染色体ハプログループR1とI(I2)系統を持っていた。東部狩猟採集民の雌雄はミトコンドリアハプログループUを持っていた。
欧州には、西部狩猟採集民と東部狩猟採集民が存在したらしい。加えて、その中間、またはその交雑として、スカンディナヴィア狩猟採集民が存在したらしい。俺の印象では、西部狩猟採集民はY染色体ハプログループI系統を持っていた。東部狩猟採集民がY染色体ハプログループR系統を持っていた。このR系統が現代欧州人の雄のY染色体である。
Haak et al. (2015) identified the Eastern Hunter-Gatherers (EHG) as a distinct genetic cluster in two males only. The EHG male of Samara (dated to ca. 5650-5550 BC) carried Y-haplogroup R1b1a1a* and mt-haplogroup U5a1d. The other EHG male, buried in Karelia (dated to ca. 5500-5000 BC) carried Y-haplogroup R1a1 and mt-haplogoup C1g.
https://en.wikipedia.org/wiki/Eastern_Hunter-Gathererで
上記を見ると、東部狩猟採集民はY染色体ハプログループR1bとY染色体ハプログループR1aの両方を持っていたように見える。東部狩猟採集民の雌雄はミトコンドリアハプログループUを持っていた。Y染色体ハプログループI系統もミトコンドリアハプログループUを持っていた。しかし、俺の印象では、このミトコンドリアハプログループ U系統がどこからきたのかが不明である。日本語のウィキぺディアでは、このUはコーカサス人種由来になっている。一方で、英語のwikipediaでは、シベリアでも発見されている。
個人的な印象では、俺は東部狩猟採集民の雌のY染色体ハプログループとミトコンドリアハプログループが完全に一致しているようには感じない。ただ、俺は東部狩猟採集民は現代欧州人的な形質を持っていた可能性があると感じる。同時に、俺はY染色体ハプログループRの骨格はコーカサス人種(アナトリア農耕民?)に由来するように感じている。