古代ローマ人は現在のイタリア人と同じ民族か?〜ローマ人はどこに行った?〜

地中海小人種
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 古代ローマ人はどこへ行ったのか?ゲルマン民族がヨーロッパに大移動したころ、人口的にはゲルマン人よりもローマ人の方が圧倒的に多く、この多数を統治するためゲルマン人の諸王は、ローマ人が帰依するキリスト教会の力を借りたと聞きました。この説明は、それなりに納得できるのですが、歴史の本をみていると、この「圧倒的に多かった」ローマ人がその後、出てきません。ローマ人たちは中世にどうなったのでしょうか?各地でゲルマン民族に同化されたのでしょうか?フランス語などロマンス系の言語はこの同化の名残でしょうか?

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 現在、イタリア人は彼ら自身をローマ人の末裔と認識していないように見える。一方、漢民族は彼ら自身を漢帝国の末裔と認識している。

では、ローマ人はどこへ行ったのだろうか?ローマ人はゲルマン民族によって虐殺されて、絶滅させられた訳でない。だから、古代ローマ人の遺伝子はイタリア半島の上に存在しているはずである。にも関わらず、ローマ人を名乗る人々は現在のイタリアにはいないように見える。

以下では、俺は誰がローマ人であり、誰がイタリア人であるのかを提示した後、俺は民族と民族宗教(民族信仰)について提示するつもりである。結論では、俺は古代ローマ人は自己の民族宗教を失い、自己の民族に対する認識も失った結果、彼らはごちゃごちゃ混血して、自己認識を維持することができなくなったである。

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古代ローマ人

 俺系統の認識は次である。古代ローマ人の人種はコーカサス人種であった。古代ローマ人の小人種は地中海人種であった。古代ローマ人の民族はイタリア民族であった。古代ローマ人のY染色体ハプログループはR1b系統であった。

古代ローマ人の父系はR1b系統であっただろう。一方、古代ローマ人の母系はアナトリア農耕民に(欧州人よりも)遺伝的に寄っていた可能性がある。つまり、古代ローマ人と現代欧州人の違いとは、父でなく母である。

 古代ローマ人の言語(語族)は印欧語族であった。古代ローマ人の民族信仰はローマ神話やギリシア神話、印欧神話であった。古代ローマ人の文字はアルファベットであった。

現代イタリア人

 以下では、俺は誰がイタリア人であるのかを提示する。なお、俺は国民国家でなく、東洋文明における視点から提示する。

イタリア人

 俺系統の認識 イタリア人の人種はコーカサス人種であった。イタリア人の小人種は地中海小人種であった。イタリア人の民族はイタリア民族であった。

 イタリア民族は地中海小人種の部分集合である。地中海小人種はコーカサス人種の部分集合である。記号で書くと、コーカサス人種⊇地中海小人種⊇イタリア民族。または、イタリア民族⊆地中海小人種⊆コーカサス人種。イタリア人∈イタリア民族。つまり、イタリア人とは、イタリア民族の要素である

また、イタリア人のY染色体ハプログループはR1bである。現在、イタリア人と呼ばれるホモ・サピエンスには、Y染色体ハプログループEやY染色体ハプログループJが存在する。前者は北アフリカ人であり、後者は中東人(セム人、またはアラブ人)である。

また、イタリア人の言語は印欧語族である。イタリア人の本来の宗教はギリシア神話やローマ神話である。

外見

 イタリア人の肌の色は欧州人よりも明るくない。イタリア人は黒い目と黒い髪を持つ。また、イタリア人の目は地中海人的である。イタリア人の体型はそれほど良くない。彼らは短足であり、すんぐりむっくりしている。彼らの顔の堀は白人よりも深い。ただし、イタリア人はその他のコーカサス人種と同様に筋肉質であり、厚みを持った体を持つ。

上記右の画像はイタリアの政治家のマルコ・サルヴィーニである。俺の印象では、俺はこの種の顔をイタリア人の顔と認識する。ただし、彼は少し北アフリカ的であるように見える。彼の顔は地中海人的である。ただし、上記の記事画像の男性の方が地中海人的であるように見える。彼らの特徴は目である。

性質

 イタリア人は魚を含む魚介類を食べる。一方、欧州人はそれほど魚を含む魚介類を食べない。イタリア人は彫刻や建築を含む幾何学的な製造に長けている。一方、欧州人、特にドイツ人はそれほどでもない。フランス人の一部は地中海人に近く、フランス建築はドイツのそれよりも優れているように感じる。地中海人は荘厳な建築を形成する。

また、イタリア人は欧州人よりも感情的である。この性質はスペイン人にも言える。ドイツ人やロシア人はあまり感情的でない。ただし、イタリア人はノーベル賞を取るが、スペイン人はノーベル賞を取らない。テクノロジーに関しても、イタリア人はスペイン人よりも優れている。

古代ローマ人はどこに行った?

 古代ローマ人は自己の民族宗教、つまりローマ神話をキリスト教によって失った。一般的に、民族信仰は自己の民族に対する認識を授ける。古代ローマ人は自己の民族宗教を失ったので、彼らはその宗教が授ける認識も失った。

そのため、彼らは彼ら自身が誰であるのかを認識できなくなり、彼らは異民族や異人種との境界も失い、彼らとごちゃごちゃ交雑した。その結果、彼らは彼ら自身が遺伝的にも誰であるのかを認識できなくなった。そうして、古代ローマ人は消えていった。

また、キリスト教は民族を否定する宗教であった。加えて、父系で遊牧民は先祖に対する認識や過去に対する認識、そして民族に対する認識がもともと希薄であったりする。キリスト教という宗教に加えて、遊牧民族的な性質もまた古代ローマ人の認識の破壊を促進した。

 一般的には、相手の民族を破壊する方法とは次である。初めに、相手の民族の民族宗教を破壊する。この時、その民族は自己の民族に対する認識を失う。その結果、彼らは異民族や異人種とごちゃごちゃ交雑して、彼らは異人種や異民族に吸収されてしまう。

本来であれば、結婚習慣や死生観や性規範や富の規範が異民族や異人種同士で異なる。そのため、異人種や異民族はそれらが境界となり、異民族と交雑しない。その結果、彼らの民族に対する自己認識が維持される。しかし、自己の民族宗教を失うと、たとえある主体が異人種や異民族と交雑したくないとしても、結局、彼らは異人種や異民族と交雑して、彼ら自身が誰であるのかわからなくなり、異人種と異民族と延々に交雑し続けるようになる。

すると、彼らは彼ら自身がますます誰であるのかを認識できなくなり、遺伝的に消え失せてしまう。ホモ・サピエンスが自己の人種や遺伝子を維持するためには、遺伝子や地理的な境界だけでは不十分であり、人工的な境界も必要である。ある民族が消え失せるとは、その民族は自己の民族に対する認識を失うことでもある。認識を維持するためには、民族宗教や宗教、その他の人工的な何かが必要である。

電飛

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