時刻と時間について

Author: Kato Kazuya
Date: 2024. 03. 29
Place: Japanese Archipelago
Language: Japanese language

【目的】
　この文章では、俺は時刻と時間を定義する。時刻はエネルギの交換の順序数である。時間はある時刻と別の時刻との差である。

【単語】
　俺はエネルギを物富と翻訳する。この文章では、俺は物富という単語を使用する。俺はベクトルを矢印と翻訳する。俺はスカラーを目盛りと翻訳する。

１章　時刻の定義

目標
　この章では、俺は時刻を定義する。時刻は物富の交換の順序数である。

単語
　物富を交換するとは、物富を受け取る、または物富を与える、または物富を交換することである。現実的には、物体は光を発する、または光を受け取る、または光を同時に交換する。

定義

　物体Aが存在する。このとき、物体Aの時刻は次である。

物体Aの時刻は物富のある交換の順序数である。 (1.1)

単位
　順序数の単位は無単位である。

具体例
　俺は時刻0を考える。時刻0は物体Aが物富を交換しないことでない。時刻0は物富の交換の順序数が0であることである。例えば、物体Aが光を1回発射する。俺がこの1回の順序を0と定義するとき、この時刻は0秒である。

具体例
　俺は時刻3分の2を考える。例えば、物体Aが光を1回発射する。俺がこの1回の順序を0と定義する。物体Aが光を1回受け取る。この回数の順序数が3分の2であるとき、物体Aの時刻は3分の2秒である。

理屈
　　物体の時刻に関する理屈は次である。

もし物体Aが物富を交換しないならば、時刻は未定義である。 (1.2)

その時刻は0でなく未定義である。なぜなら、俺は時刻を物富の交換によって定義している。または、もし物体Aが物富を交換しないならば、時刻は存在しない。

定式化
　俺は時刻を定式化する。物体Aが存在する。を物体Aの時刻とする。を物体Aの時刻の矢印とする。を物体Aの時刻の順序数とする。このとき、物体Aの時刻は次である。

$$t_{ A }=n_{ A }\tag{1.3}$$
$$\boldsymbol{\vec{t_{ A }}}=(n_{ A })\tag{1.4}$$

　(1.3)が物体の時刻である。原点が異なるとき、物体Aの時刻の順序数も異なる。(1.4)は成分の表示である。

目標
　この章では、俺は物体の時間を定義する。時間はある時刻と別の時刻の差である。

定義
　物体Aが存在する。このとき、物体Aの時間は次である。

物体Aの時間は物体Aの時刻変化の長さである。 (2.1)

　物体Aの時間は物体Aの時刻変化それ自体でない。

物体Aの時間は物体Aの時刻変化に等しい。 (2.2)

　物体Aの時間は物体Aの時刻変化でないが、時間の大きさは時刻変化の大きさに等しい。

単位
　単位時間の単位は時間である。

定式化
　俺は時間を定式化する。物体Aの時間を$ds_{ A }$とする。物体Aの時刻を$t_{ A,n }$とする。物体Aの時刻をt_{ A,m }とする。物体Aの時刻変化を$dt_{ A,n,m}$とする。

$$ds_{ A }=t_{ A,n }-t_{ A,m }\tag{2.3}$$
$$ds_{ A }=dt_{ A,n,m}\tag{2.4}$$

　(2.3)及び(2.4)の等号は時間と時刻変化が概念として同じであることを表現しない。それらの等号は物体Aの時間は物体Aの時刻変化に等しいことを表現する。

定式化
　俺は時間による時刻の定義を定式化する。$e_{ A }$を物体Aの単位時間とする。$\boldsymbol{\vec{e_{A}}}$を物体Aの単位時間とする。$\boldsymbol{\vec{t_{A}}}$を物体Aの時刻の矢印とする。

$$t_{ A }=n_{ A }e_{ A }\tag{2.5}$$
$$\boldsymbol{\vec{t_{ A }}}=(n_{ A} e_{ A })\tag{2.6}$$

　(2.5)は時刻を時間の順序数倍で表現する。左辺は時刻であり、右辺は時間である。(2.6)は矢印の成分表示である。

$$e_{ A }=1\tag{2.7}$$
$$e_{ A }=1-0\tag{2.8}$$

　(2.7)の1は単位時間である。(2.8)の1-0は時刻変化である。1-0は2つの時刻の差である。

現実例
　例えば、物体Aが存在する。物体Aの現在の時刻は0秒である。物体Aの未来の時刻を1秒後とする。時刻変化は１秒後ー0秒＝１秒後である。この1秒後は1秒間に等しい。1秒後の長さが1秒間である。