以下では、人間界の創造主は儒教系統の富を創造する。一般的に、宗教が異なると、富のあり方や富の取り扱いが異なる。例えば、イスラム教では、利子が禁じられているらしい。キリスト教では、お金儲けがあまり好まれていない。一方、ユダヤ教やヒンドゥー教では、この種の禁忌は存在しないように見える。近代以降、キリスト教プロテスタント派系統の富の考え「資本主義」が生み出された。
また、宗教や人種、文明が異なると、何が富であるのかも異なる。例えば、アブラハムの宗教では、牧畜という生活形態のためか、奴隷が一つの富とされてきたように見える。実際、黒人奴隷やモンゴロイド人奴隷は富として扱われてきた。現在では、x教系統の人間を要素とする会社やサッカーチームも一つの富として扱われてきた。さらに、肉体を動産のように扱うのかも宗教によって異なるように思える。
さらに、所有は次の問いを導く。アメリカ大陸の西欧白人がアメリカ大陸の資源をアメリカ先住民を押しのけて所有していることの善性は正当化されるのかである。以下では、彼は儒教系統の富を提示する。
1節 儒教系統の所有
【所有】
彼は次を信仰する。
(1)ある対象を所有するとは、ある状態である、かつそこで所有の主体はその対象をその主体の意志で運動させることができる。
その状態はa-bのように線のような関係で表示される。その主体の意志は、正確には、その主体の自由意志及び目的意志、そして自由力と自由意志である。
【所有の系統性】
彼は次を決める。
(1)x教系統の所有はx教徒が実行する所有である。
(2)儒教系統の所有は儒教徒が実行する所有である。
【所有の性】
彼は次を信仰する。
(1)もしある主体が儒教徒であるならば、その主体はx教徒の男性系統の所有をx教徒の女性系統の所有から区別する。
儒教には、女性系統の所有と男性系統の所有が存在する。
【所有の主体】
彼は所有の主体を次のように信仰する。
(1)所有の主体は上記「3種類の何か」の(3)における主体(中の人)である。
(2)特に、所有の主体はx教系統の人間性を持つ主体(中の人)である。
儒教の場合、所有の主体は儒教系統の人間性を持つ主体(中の人)である。
【所有に関する思考規範】
彼は次を信仰する。
(1)もしある主体が対象を所有するならば、その主体はその対象をその主体の自由意志と自由力で運動させる。
(2)もしある主体が対象を所有するならば、その主体はその対象をその主体の目的意志と目的力で運動させる。
または、もしある主体が対象を所有するならば、その主体はその対象をその主体の意志と力で運動させることができる。もしある主体が対象を所有するならば、その主体はその対象をその主体の目的意志と目的力で運動させることができる。
【自己と所有に関する思考規範】
彼は自己と所有に関する思考規範を次のように信仰する。
(1)もしある主体が自己を持たないならば、その主体は対象を所有しない。
(2)所有の主体は主体(中の人)である。
何かを所有するためには、対象を所有する自己が必要である。上記の主体は日常的な意味での主体であり、中の人でない。彼はその主体を中の人(主体)と信仰する。なお、その主体の自己が表現されている必要がある。
【意識と肉体の所有】
彼は次を信仰する。
(1)もしある主体が儒教徒であるならば、その主体は自己の肉体を所有する。
(2)もしある主体が儒教徒であるならば、その主体は自己の意識を所有する。
(3)もしある主体が儒教徒であるならば、その主体は自己の中の人を自己所有する。
中の人が自己の意識と肉体を所有する。
【人間の所有について】
彼は次を信仰する。
(1)もしある主体が儒教徒であるならば、その主体はx教系統の人間及び人間の集合を所有しない。
(2)もしある主体が儒教徒であるならば、その主体はx教系統の人間及び人間の集合を所有することを奴隷と認識する。
(3)もしある主体が儒教徒であるならば、その主体はx教系統の人間及び人間の集合を売買しない。
なお、彼はx教系統の人間及び人間の集合をを売買しない。例えば、株式会社は奴隷につながる可能性が高い。
【自然所有と反自然所有】
彼は次を信仰する。
(1)自然所有は所有である、かつある主体が自然な生息地を自然に所有する。
(2)反自然所有は所有である、かつある主体が反自然な生息地を反自然に所有する。
反自然は不自然に置き換えられる。例えば、白人がアメリカ大陸を所有することは反自然所有である。一般化すると、彼は自然な生息地を対象にかえる。
【多重所有】
彼は次を信仰する。
(1)多重所有は所有である、かつある種の主体たちがある対象を多重に所有する。
例えば、モンゴロイド人種が彼らの自然な生息地を多重に所有する。サピエンスが地球を多重に所有する。
【比較所有】
彼は次を信仰する。
(1)比較所有は所有である、かつそこである主体はある対象を比較的に所有する。
例えば、アメリカ先住民はアメリカ大陸を自然に所有する。東洋人や東南アジア人はアメリカ大陸を比較的に所有する。
【アメリカ大陸の所有】
彼は次を信仰する。
(1)もしある主体が儒教徒であるならば、その主体が信仰するのは、モンゴロイド人種がアメリカ大陸を自然に多重に比較的に所有する。
アメリカ先住民がアメリカ大陸を最も強く所有する。
【反自然所有と奴隷化】
彼は次を信仰する。
(1)もしある主体がある対象を反自然所有するならば、その主体は自然な主体を奴隷化している。
例えば、西欧白人はモンゴロイド人種を奴隷化している。
【競技系と所有】
彼は次を信仰する。
(1)もしある競技系が存在しないならば、所有も存在しない。
競技系なしに、所有は存在しない。所有は社会的なものでもある。
【個人の所有の権利】
彼は次を信仰する。
(1)個人による所有の権利はある競技系の中で創造主によって与えられる。
より正確には、個人によるx教系統の所有のx教系統の権利はある競技系の中で創造主によって与えられる。創造主が競技系を創造する。彼は所有と所有の主体を創造する。彼は所有の権利を信仰者に授ける。その後、信仰者は対象を所有する権利を持つ。信仰者は自己の所有行為を創造主の意志と目的に沿って自己統治する。
【所有の善悪】
彼は次を信仰する。
(1)もしある主体が儒教徒であるならば、その主体は儒教系統の所有の善悪を正当化(断定化)する。
(2)もしある主体が所有するならば、その主体は自己の所有の善性を正当化する。
ある所有行為の善悪は儒教によって正当化される。
【統治者と所有】
彼は次を信仰する。
(1)もしある所有が悪と判断されるならば、統治者はその所有を変化させる。
(2)もしある所有が悪と判断されるならば、統治者はその所有を解除する。
もしある所有が悪と判断されるならば、統治者はその所有を変化させる、または解除する能力を持つ。
【所有に関する物語】
彼は次を信仰する。
(1)創造主が競技系を想像して、彼は所有と所有の主体を創造した。
(2)創造主は所有と所有の主体を信仰者に授けた。
(3)信仰者は自己の所有を創造主の意志及び目的に沿って彼自身で統治する。
(4)もし信仰者が創造主の意志及び目的に沿って彼自身で統治しないならば、統治者がその所有を代わりに統治する。
【非物質の所有と創造主】
彼は次を信仰する。
(1)次のxは創造主によって所有される。
(2)そのxは売買されない。
(3)そのxは父系で相続される。
創造主は創造主階級に一般化される。xには、国家や文明、言語や宗教、そしてそれらから導かれる対象が存在する。
【創造主の権限】
彼は次を信仰する。
(1)創造主がx教系統の所有を創造する。
(2)創造主がx教系統の所有の主体を創造する。
(3)創造主がx教系統の所有及びその主体をx教徒に授ける。
儒教では、xを儒教と仮定する。
2節 儒教系統の富
【富】
彼は次を信仰する。
(1)富は対象である、かつある主体が所有する。
例えば、土地や車が富である。
【富の系統性】
彼は富を次のように信仰する。
(1)x教系統の富はx教徒が所有する富である。
(2)儒教系統の富は儒教徒が所有する富である。
正確には、x教系統の富はx教徒がx教系統の所有で所有する対象である。儒教系統の富は儒教徒が儒教系統の所有で所有する対象である。
【富と必要と原因】
彼は富を次のように信仰する。
(3)儒教系統の富は儒教系統の社会形成及び社会系(システム)に必要である。
(4)儒教系統の富は儒教系統の社会形成及び社会系(システム)の原因でない。
例えば、水や富は富である。そして、水や富は産業に必要な対象である。しかし、それらは原因でない。原因は意志や力、人間集団や人間社会、宗教である。例えば、アメリカ先住民は広大な土地や水を身近に置いていたが、社会を作る原因を持たなかったので、彼らはその土地や水を有効に活用することができてこなかった。
【富の所属】
彼は富の所属を次のように信仰する。
(1)もしある対象がx教系統の富であるならば、その対象はx教系統の社会に所属する。
【富の善悪】
彼は次を信仰する。
(1)もしある主体が儒教徒であるならば、その主体は儒教系統の富の善悪を正当化(断定化)する。
(2)もしある主体が所有するならば、その主体は自己の富の善性を正当化する。
ある富の善悪は儒教によって正当化される。
【富の性】
彼は富の性を次のように信仰する。
(1)もしある主体が儒教徒であるならば、その主体はx教系統の男系富をx教系統の女系富から区別する。
(2)もしある主体が儒教徒であるならば、その主体はx教系統の男系所有をx教系統の女系所有から区別する。
xを儒教と仮定すると、もしある主体が儒教徒であるならば、その主体は儒教系統の男系富を儒教系統の女系富から区別する。もしある主体が儒教徒であるならば、その主体は儒教系統の男系所有を儒教系統の女系所有から区別する。なお、x教系統の男系富はx教系統の男のx教系統の富である。
【富と奴隷】
彼は次を信仰する。
(1)もしある主体が儒教徒であるならば、その主体は奴隷を富と認識しない。
(2)もしある主体が儒教徒であるならば、その主体は奴隷を悪いと判断する。
彼は奴隷を富と認識するのは、牧畜民族の特徴であると認識する。例えば、白人は牧畜民族的であるので、西欧白人は黒人奴隷を実行した。一方、農耕民族は奴隷をそもそも取らない。彼らは彼ら自身で働くので、奴隷を必要としない。
【富の保護】
彼は富の保護を次のように信仰する。
(1)もしある儒教徒が自己の儒教系統の社会を作るつもりがないならば、その主体の富は保障及び保護されない。
(2)もしある儒教徒が創造主の儒教系統の意志、または目的に反するならば、その主体の富は保障及び保護されない、かつ正当に没収される。
【富の剥奪】
彼は富の剥奪を次のように信仰する。
(1)もし設計者、または設計者階級が滅びるならば、x教系統の富のx教系統の所有は解除される。
上記の設計者は創造者でも良い。
【富の取り扱い】
彼は富の取り扱いを次のように信仰する。
(1)x教徒はx教系統の富をx教系統の目的及び目的力で目的的に取り扱う。
【設計者と富の所有】
彼は設計者による富の所有を次のように信仰する。
(1)理論的には、設計者が儒教系統の全ての富を儒教系統の所有で所有する。
(2)設計者はその富を儒教徒に貸す。
また、彼は系の所有を次のように信仰する。
(3)設計者のみがこの儒教系(システム)を永続的に所有する。
(4)設計者はその系を売り買いしない。
さらに、彼は使用料を次のように信仰する。
(5)理論的には、設計者が儒教系統の富及び所有の使用料を取る。
【自然な土地の所有】
彼は自然な土地の所有を次のように認識する、または信仰する。
(1)アメリカ大陸及びその上の資源は西欧白人の富でない。
(2)アメリカ大陸及びその上の資源は比較的に自然なモンゴロイド人種の富である。
【富の具体例】
彼は富の具体例を次のように信仰する。
(1)次のxは富である。
xには、言語と認識と善悪と判断、人間性と自己と性、富が存在する。xには、x教系統のyが存在する。
【権限】
彼は富の設計や創造に関する権限を次のように認識する、かつ決定する。
(1)設計者のみがx教系統の富を創造する。
(2)設計者のみがx教系統の富を決定する。
(3)設計者のみがx教系統の富を信仰者に授ける。