以下では、俺はこの宗教における家族を提示するつもりである。なお、家族それ自体は共同体と異なる。当然、俺らは家族を血縁集団と認識する。
家族
基本家族
基本家族:基本家族とは、父のヌシと息子のヌシ、そして父からヌシと人間性を宗教的に注がれた対象(相手)の集合である。
基本家族とは、父のヌシと息子のヌシ、そして父からヌシと人間性を宗教的に注がれた対象の集合である。言い換えると、基本家族は父のヌシとその父の息子のヌシ、そしてその父系統の人間性を注がれら結婚相手から構成される。当然、息子のヌシの数は一つでない。
口語的には、ある父のヌシはその系統の人間性を結婚相手へと宗教的に注ぐ。その後、息子たちが生まれる。その息子たちは父系統の人間性を父から宗教的にも授けられている。また、電飛によると、父のヌシと息子のヌシは連結性(一貫性)を持っている。
人間性が注がれる方向には、2種類存在して、一番目は父から息子へと、二番目には父から結婚相手へとである。俺らは2種類の方向性(縦方向と横方向)を家族の中に見出す。家族は二次元的な存在である。
家族
家族:家族とは、生存している父系統のヌシとそのヌシを宗教的に授けられた対象の集合である。
家族とは、生存している父系統のヌシとその系統のヌシを宗教的に授けられた対象の集合である。生存している父系統のヌシとは、祖父のヌシと父のヌシと息子のヌシと孫のヌシである。曽祖父や孫のヌシが生存している場合、それらも含める。その系統のヌシを宗教的に授けられた対象とは、それぞれのヌシの結婚相手である。