モソ族とナシ族〜母系社会の特徴とY染色体ハプログループD、そして日本人(大和民族)〜

東洋小人種
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/5/51/Naxi_02.JPG
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ナシ族のうち、とくにモソ英語版)の社会は女性優位の母系制で、通い婚の伝統を持つ。家長は女性であり、あらゆる決定を女性が行う。それを表す一例として「祖母部屋」がある。これは一家の女家長である最年長の女性が住む部屋で、ここに先祖の祭壇などがあり、家内の未成年はみなここに住むことになっていた。現在でも古い家にはこの部屋があるという。

https://ja.wikipedia.org/wiki/ナシ族
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1.0 ナシ族

1.1(著者系統の認識)
モソ族とナシ族はほとんど同じ民族及び人種である。

モソ族はナシ族の一派である。ナシ族の人種はモンゴロイド人種である。ナシ族の小人種は東洋小人種である。著者系統の認識では、ナシ族の民族は”おそらく”チベット民族である。また、プミ(Pumi)族も彼らと同じチベット系民族である。

彼らのY染色体ハプログループはO2aとD(D1?)である。チベット人とナシ族では、4割がD系統である。3割がO2a系統である。一方、プミ族では、7割がD系統である[電飛]。ただし、核ゲノムは不明であるので、彼らは中国南部の人々に近いかもしれない。また、イ族や羌族もD系統を持っている[電飛]

彼らの言語はシナ・チベット語族のチベット・ビルマ語派に所属する。

2.0 母系社会

2.1 財産の管理

2.1(著者系統の認識)
母系社会では、妻や女性が財産を管理する。

大和民族もまたこの性質を持っている。実際、彼らの妻が「財布」を管理してきた。この事実は大和民族が母系社会であってきたことを暗示する。母系社会では、父がx教系統の富の規範を持っていないので、雌が性の力を利用して、富を支配するようになるかもしれない。一般的に、富の規範を形成できるのは、x教系統の男性のみである。

日本の圧倒的嫁さん力を見よ。日本では過半数の家庭で女が金を握る。西欧や北欧では、例外に近い。日本の婚姻における男女関係は、交換可能な平等ではなく、信頼による均衡です。バランス・オブ・パワーによって平和が維持される。これでジェンダー指標を作れば、女の強さで日本は楽勝一位だ。

https://twitter.com/buvery/status/1366501135746363392

上記はbuveryという人物による呟きである。彼が学者である可能性があるが、彼は人間社会が何であるのかを認識していない。彼は「女の強さで日本は楽勝一位だ」と述べていて、彼はそれが”優れている”、”ジェンダー平等である”と匂わせているように見える。または、彼は日本国は西欧白人より男女平等であって、優れていたのだと主張したいように見える。

けれども、彼はそれが”未開である“と認識していないように見える。上記の画像には、日本と韓国、そしてフィリピンが並んでいる。彼らのどれもが島国や半島であり、島や半島は未開社会を暗示している。大和民族の学者は豊富な知識を持っていても、認識を持っていないので、彼らは資料(data)を読むことができない。

2.2 結婚と出自

2.2(著者系統の認識)
母系社会では、乱婚及び人種的な托卵が頻繁に観察される。

スイスのJ・J・バッハオーフェンが『母権制論』(1861年)で説いた概念である。論によれば、父権による家長制が確立する前の段階にあたり、文化的には狩猟による生活が安定した時期では生活の余裕から舞踊や性快楽に耽って乱婚し、夫婦関係が正確ではなくなって一族の出自が母親でしか辿れなくなった社会基盤を原因としたためとした。

https://ja.wikipedia.org/wiki/母系制

要するに、上記は母系社会は自己の性規範を持っていないので、彼らは発情すると、彼らは本能に沿って乱婚を実行する。さらに、彼らは父や夫、性及び性別の区別を認識することができない。そのため、彼らは誰が父親であるのかすら認識することができない。

また、母系社会では、人種的な托卵が実行される。例えば、谷本真由美のような雌が西欧白人と結婚した後、彼女が離婚したと仮定する。この時、彼女は自己と自己の父系中間種の子供を大和民族の雄に育てさせようとする。そして、中華種の子供も大和民族の父系社会の中に入ってこようとする。

さらに、婿養子や母親の名前を受け継ぐのも母系社会的である。本来であれば、子供達は父の名前を受け継ぐ。なぜなら、言語や文字を創造したのは父である。例えば、小野田紀美玉城デニーが父親の名前を名乗らないのは大和民族が母系であったからである。または、無系。

電飛

論文1:Analyses of Genetic Structure of Tibeto-Burman Populations Reveals Sex-Biased Admixture in Southern Tibeto-Burmans
論文2:The origin of Mosuo people as revealed by mtDNA and Y chromosome variation

動画1:母系社会の少数民族モソ人(youtube)

記事1:女が全権力を掌握する村には「夫」「父親」の概念がない!(クーリエ)
記事2:モソ族の母系社会について(米子市)

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