前回の記事(眞子さまの結婚を巡る「対人攻撃」の不健全さ)で、SNSなどにあふれる小室さん夫妻への誹謗中傷の不健全さを批判した。誹謗中傷のような言葉の暴力は、それが向けられた相手だけでなく、それを発した本人の人格をも同時に貶めるもので、誰も幸せにはしないものだからである。その後、眞子さんも晴れて結婚され、私人となられたので、この話題に関する寄稿はやめようと思っていたのだが、1つ非常に問題のある記事を読んだので、不本意ながら再びこの問題を取り上げることにした。その記事は片田珠美さんという精神科医が、Webメディアで一見専門的に見える用語を並べ立てて、小室さんの人格を「分析」しているものである。しかし、それは「専門家の分析」に名を借りた人格攻撃であり、同じメンタルヘルスの専門家として看過できるものではない。あまりにも醜悪な内容なのでここに書くのもためらわれるが、その概要は以下のとおりである。
https://news.yahoo.co.jp/byline/haradatakayuki/20211102-00265891
俺は上記の速報に対する俺の違和感を提示するつもりである。結論から言って、俺は上記の問題は大和民族の医者の問題に還元される。
俺の違和感
医師免許の剥奪
俺の違和感 もし原田隆之が片田珠美の発言や行為を悪いと判断するならば、原田隆之は片田珠美の医師免許を剥奪すると主張する必要がある。
俺の印象では、片田珠美への原田の批判は医学的には正しいだろう。しかし、俺はなぜ原田は片田珠美の医師免許を剥奪するべきと主張しないのか疑問に思う。もし片田珠美が精神医学を悪用したならば、大和民族の医者は真理を主張するのでなく、片田珠美の医師免許を剥奪するように運動するべきである。
原田隆之は片田珠美を正しく批判することに満足しているように見える。しかし、本来であれば、原田隆之は医学の世界の自治能力を発動させて、片田珠美の医師免許を剥奪して、医者の世界から追放するべきである。たとえ原田隆之が片田珠美を正しく批判するとしても、もし彼が医師免許の更新制や剥奪を主張しないならば、原田隆之は自分に甘いように感じる。たとえ深刻な問題が生じるとしても、原田隆之は「俺はあの時真理を主張した(だから悪くない)」と言い逃れを準備しているように見える。
これは精神医学でなく、疑似医療の問題に関しても応用される。まともな医者はこの種の疑似医療に関係する医者を正しく批判して、周りから賞賛を獲得しようとする。けれども、この種の医者が本当に実行すべきことは「批判」でなく、「医師免許の剥奪」や「更新制」を主張することである。それが患者を救済する方法の一つである。
解決案
剥奪と更新制
俺の認識 医師免許の剥奪と医師免許の更新制を導入せよ。
当然、医者のほとんどは医師免許の剥奪と医師免許の更新制に抵抗するだろう。その結果、片田珠美と香山リカが放置される。結局、原田隆之は片田珠美を正しく批判するが、片田珠美に関する問題を本当に解決しようとしていないように見える。
原田隆之が望んでいるのは、原田隆之が片田珠美を正しく批判して、片田珠美がその批判を理解して、原田隆之の意見に沿って、片田珠美が運動してくれることである。その時、原田隆之は医師免許の剥奪も免許の更新制も導入せずに、問題を解決することができる。また、原田隆之は真理を主張した良心的な医者として尊敬されるようになる。
しかし、もし原田隆之が本当に良心的な医者であるならば、原田隆之は医師免許の剥奪と更新制を主著し続ける必要がある。批判や分析でなく、統治システムの改善が患者を救済する唯一の方法である。