以下では、創造主はロボットを宗教的に認識する。ロボットの運動は自動的である。ロボットは意識及び運転手を基本的には持っていない。また、ロボットは物質を所有しない、かつそれは所有権を持たない。ロボットの破壊は殺人行為でない。
1.0 ロボット
1.1(俺系統の認識) ロボットは自動的に運動する。
動物(生物)は非自動的に運動する。人間は目的的に運動する。宗教的には、意識を持つ物体は非自動的に運動する。または、意識と運転手を持つ主体は非自動的に運動する。一方、運転手を持つ主体は目的的に運動する。または、成長した運転手を持つ主体は目的的に運動する(電飛先2.3)。
ロボットが動物や人間でないのはその運動がそれらの運動と異なる。もしロボットが非自動的に運動するならば、ロボットは動物、または動物以上である。その時、ロボットは自由意志を持つ。もしロボットが目的的に運動するならば、ロボットは人間以上である。ロボットは目的意志を持つ。
1.2(俺系統の認識) ロボットは意識(蟲)を持たない。
ただし、上記は証明されていない。しかし、感覚的には、彼はロボットは意識を持っていないと認識する。また、ロボットは運転手を持たない。あるいは、ロボットは成長した運転手を持たない。
1.3(俺系統の認識) ロボットは性を持たない。
少なくとも、ロボットは動物のような性(動物的性)を持っていないように見える。ロボットは人間のような人工的な性(gender)を持っていない。しかし、ロボットは雌系統、または雄系統の形(form)を持っている。
Y染色体及びX染色体を含む性染色体それ自体は物質である。機械的な自然論では、その物質はロボットのような機械と解釈される。この時、もしロボットが性染色体を持ち、かつその子孫を性染色体の組式(program)に沿って残すならば、ロボットは性(動物的性)を持つかも。
1.4(俺系統の認識) ロボットは認識能力及び判断能力を持たない。
彼の印象では、認識行為や判断行為は非自動的な行為である、または目的的な行為である。ロボットは自動的に運動するので、それは認識能力及び判断能力を持たない。または、ロボットは意識や運転手を持たないので、それは認識能力及び判断能力を持たない。
彼は次の思考規範を提示する。もしある主体が認識能力及び判断能力を持つならば、その主体は非自動的に運動する(思考規範1.41)。もしある主体が認識能力及び判断能力を持つならば、その主体は意識と運転手を持つ(思考規範1.42)。
2.0 ロボットによる所有
2.1(俺系統の認識) 彼が認識するのは、ロボットは物質を所有しない。
ロボットは物質と接触する。たとえロボットがある物質をある命令に沿って守るとしても、ロボットはその物質を所有しない。彼はその状態を接触と認識する。なぜなら、ロボットは運転手を持たない。この宗教における富では、彼は所有の主体を運転手と認識する、または信仰する、またがそのように契約した(電飛先7.1)。
もしある主体がその物質を奪うならば、その主体はその物質をロボットの所有者から奪った。彼はこのように解釈する。彼はこの間接所有を二次間接所有(略称を二間所有)と呼ぶ。