カルディウム土器(カルディウムどき、Cardium pottery)とは、新石器時代に南ヨーロッパでみられる土器である。以前はCardium edulis (現在は Cerastoderma edule)と呼ばれる軟体動物の殻を用いて、土器の粘土に彫刻を施しているため、こう呼ばれる。Impressed wareという別称もある。レバントに起源を発し、バルカン半島南部を中心に、イタリア半島、イベリア半島などでも見られる。
https://ja.wikipedia.org/wiki/カルディウム土器
カルディウム土器文化
俺系統の認識1.0 カルディウム土器文化は文化である、かつそれは8400年前から7500年前にイタリア半島とイベリア北東及びバルカン半島で形成された。
7800年前にクロアチアで発掘された死体はY染色体ハプログループC1a2とE1b1bとG2aに所属するらしい[wikipedia]。このE系統は北アフリカ人であった可能性がある。G2a系統はアナトリア農耕民であった可能性がある。mtDNAはH、K、Nであった。俺の印象では、この文化の担い手(カルディウム人)はアナトリア農耕民に遺伝的に類似していた可能性がある。E系統はエジプトからレバントを北上して、アナトリアからイタリア半島、そしてバルカン半島へと流入した可能性がある。
さらに、このカルディウム土器文化はナトゥーフ文化と土器前新石器時代Bの継続である可能性がある。その場合、この文化の主要な担い手はE1b1b系統であった可能性がある。順序は(氷河期の終わりあたりから)ナトゥーフ文化がレバントで形成されて、土器前新石器時代Bが肥沃な三角地帯で形成された。その後、イタリア半島あたりでカルディウム土器文化が文化が形成された。その後、メソポタミア地域では、ウバイド文化が形成された。