Y染色体ハプログループRは白人(欧州人)の雄由来か?〜古代北ユーラシア人とアメリカ先住民のY染色体ハプログループQ〜

欧州小人種
https://unsplash.com/photos/vC8r1ETFwmA
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 俺らはY染色体ハプログループRを白人(欧州人)男性由来であると当たり前のように見なしてきた。けれども、俺らがY染色体ハプログループの系統樹を見るとき、俺らはY染色体ハプログループRは本当に白人(欧州人)男性由来であるのか疑問に思ってきた。なぜなら、Y染色体ハプログループRはアメリカ先住民のY染色体ハプログループQに近い。

俺らがこの事実を読んだ後、俺らは「アメリカ先住民の先祖は白人に近かったのか」と考えたくなる。けれども、俺らがハプログループRやQの周りのハプログループOやハプログループNやハプログループSやハプログループMを眺めるとき、俺らはこれらのハプログループの全ての外見はコーカサス人種的でないことに気づく。

言い換えると、もしY染色体ハプログループの系統樹が遺伝的な距離を表現するならば、そのとき、ハプログループRは外見がモンゴロイド人種のハプログループに囲まれていて、ポツンと孤立している。以下では、俺らはY染色体ハプログループRは白人(欧州人)由来かを疑ってみる。

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Y染色体ハプログループRはモンゴロイド人種の雄由来か?

 可能性?:Y染色体ハプログループRはモンゴロイド人種の雄由来であったかもしれない。

 Y染色体ハプログループRはモンゴロイド人種の雄由来であった。人々は白人の雄のY染色体がハプログループRであることから、彼らは白人の雄のY染色体がハプログループRであったてきたと推論しているように見える。なぜなら、彼らは近代における世界の支配者であり、アメリカ大陸においてY染色体ハプログループRをばらまいて、最も繁栄した。

だから、人々は「白人は非常に男性的であり、古代から支配者であった。だから、彼らは支配されたことがなく、彼らのY染色体ハプログループは代々Rであり続けたのだろう」と推論するように見える。さらに、印欧語族の世界的な拡散も白人の雄が世界的な支配者であり続けてきたことを暗示しているように見える。俺らは「白人の雄は誰かに完全に支配された経験など持たないのだろう。ましては異人種のY染色体ハプログループによって置換的な支配など受けたことがないのだろう」と強く信じてきた。

けれども、上記のY染色体ハプログループ?の系統樹をみると、俺は強烈な違和感を覚えた。もし上記の系統樹が遺伝的な近さや子孫と先祖の関係を表現しているならば、そのとき、Y染色体ハプログループRはモンゴロイド人種の雄由来であったかもしれない。だから、Y染色体ハプログループRは同じくモンゴロイド人種であるY染色体ハプログループQとの共通祖先を持ち、かつY染色体ハプログループNやOに遺伝的に近い。

コーカサス人種のY染色体ハプログループの分岐

 上記の系統樹を眺めるとき、コーカサス人種の雄のハプログループはIとJとG、そして少し離れてEであるように見える。そして、これらのコーカサス人種の雄のハプログループは互いに近く、類似した親系統を持っている。俺らがこの系統樹をみるとき、俺らは次のような想像を形成することができる。

北アフリカに代表されるようなハプログループEの一部を除くと、出アフリカの後、ホモ・サピエンスの雄はCF系統に分かれた。おそらく、Cはアジア方面へと向かって、F(G、H、IJKの親)は中東やコーカサス方面へと向かってGになった(実際、Gはコーカサス山脈で観察される)。

その後、Fはインド方面のトラヴィダ(ハプログループH)に分岐したり、IJKに分岐する。IJKはコーカサス方面をさらに北上して?北欧人のハプログループIに分岐したり、コーカサス方面を南下して?アラブ人のハプログループJに分岐した。これがコーカサス人種のY染色体ハプログループである。

 俺は上記の系統樹の読み方を理解できないが、上記のような出アフリカの想像を持っている。なお、Y染色体ハプログループEはアフリカに留まり、少し特殊な分岐の仕方が生じた。彼らの一部(コーカサス人)は北アフリカで繁栄した。しかし、ハプログループRが上記に登場する余地が存在していない。

モンゴロイド人種のY染色体ハプログループの分岐

 モンゴロイド人種のハプログループには、CとDが存在するが、ここでは後回しにする。ホモ・サピエンスの出アフリカの後、ハプログループI及びJ(IJ)の親(IJK)はハプログループI及びJとハプログループKに分岐した。KはK1系統のL及びT(インド系と置く)とK2系統のMS及びNO及びP系統に分岐した。

現在では、K1系統の外見はインド人(パキスタン人)であり、K2系統の外見はハプログループRを除いてモンゴロイド人種的である。K2のうち、MSはパプア・ニューギニア、NOは東洋小人種(新モンゴロイド)であり、PはさらにQとRに分岐して、Qはアメリカ先住民であり、Rは欧州人(白人)である。

俺の印象では、IJKのうち、IとJは中東、地中海、欧州へと移動して、そこで分岐して、中東人や欧州人というコーカサス人種になった。Kはインド大陸で留まり、南インド人種?に分岐した。KのうちNOとPは東洋、東南アジアへと移動して、モンゴロイド人種に分岐した。実際、インド人やパキスタン人はコーカサス人種とモンゴロイド人種の中間あたり外見を持っている。

 NOはNとOに東洋地域で分岐した。PはQとRに東洋地域で分岐して、Qはアメリカ大陸へと移動して、Rは西(ウクライナ?)へと移動した。K2をモンゴロイド人種と仮定するとき、俺らはこのような出アフリカの歴史を描かざるを得ないように思える。上記の画像によると、Rの発生場所は「Asia」になっている。

それに対して、GやJやIのハプログループの誕生場所は中東や欧州である。ハプログループRのみが「Asia」である。この事実は非常に奇妙である。一部の白人はアメリカ先住民がハプログループQであり、白人のハプログループRと共通祖先ハプログループPを持つことを強調する(Pの発生場所もAsiaである)。

この種の白人はアメリカ先住民の祖先は “白人” であったと考えたがる。けれども、俺は白人の先祖が逆に “モンゴロイド人種” であったのでないかと勘ぐる。上記でも述べたが、近代における支配者は白人であったので、誰も白人の先祖がモンゴロイド人種の雄に男系子孫の競争で敗北したと考えない。

 暗黙の了解として、ハプログループRは白人の先祖と考えているが、果たして本当であるのあろうか?実はハプログループRは俺らモンゴロイド人種の先祖ではないのだろうか?白人の男系先祖がチンギスハンやアッティラのようなモンゴロイド人種の雄に敗北していてもおかしくないように思える。

Y染色体ハプログループOやNはコーカサス人種の雄由来か?

 可能性?:Y染色体ハプログループOやNはコーカサス人種の雄由来であったかもしれない。

 もしハプログループRがコーカサス人種(欧州小人種)のY染色体であったならば、Y染色体ハプログループOやNはコーカサス人種の雄由来であったかもしれない。それだけでなく、K2それ自体がコーカサス人種由来のY染色体ハプログループであった。

もっというとKそれ自体がコーカサス人種由来のY染色体ハプログループであったので、親Fから親Pまで(GからR)までの全てがコーカサス人種のY染色体であった。この場合、ハプログループCとDの一部のみがモンゴロイド人種のY染色体になる。

この場合、ネグロイド人種のY染色体ハプログループがAとB(とE?)である。モンゴロイド人種のY染色体ハプログループがCとDになる。コーカサス人種のY染色体ハプログループがGからR(とE)になる。

 ただし、Y染色体ハプログループOやNはコーカサス人種の雄由来であったならば、現在の東洋人の外見は白人的でないので、東洋地域の土着の母親から東洋人的な外見を受け継いだことになる。あるいは、東洋地域の環境に適用して、父及び母の両方が東洋人的に変形した。

また、もしY染色体ハプログループRがモンゴロイド人種由来であるならば、現在の白人の外見はモンゴロイド人的でないので、中央アジアや欧州の土着の母親から白人的な外見(コーカサス人的な)を受け継いだことになる。あるいは、中央アジアや欧州の環境に適用して、父及び母の両方が白人的に変形した。