牧畜民族の長所と短所〜軍事及び統治と文字及び官僚、都市と商業と過去〜

ホモ・サピエンス生物種
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 以下では、俺は牧畜民族の長所と短所について述べるつもりである。牧畜民族とは、ある民族であり、その生活形態は牧畜である。有名な牧畜民族には、モンゴル民族や欧州人(ヤムナ文化)やセム系民族が存在する。俺は牧畜民族の民族を「生活形態族(生活様式)」と呼ぶ。その省略は生活族(生様族)である。

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牧畜民族の長所

 俺系統の思考の規範1.1 もしある主体が牧畜民族であるならば、その主体は高い統治能力を持つ。

 その主体は家畜を上手に扱う。その主体はその手法をサピエンスへと応用して、サピエンスを管理・統治する。彼らは統治階級になりやすい。

 俺系統の思考の規範1.2 もしある主体が牧畜民族であるならば、その主体は高い軍事能力を持つ。

 経験的には、その主体は軍事的な成功を収めてきた。例えば、アーリア人は中東における戦争に勝利してきた。また、モンゴル人もモンゴル帝国を作り上げた。

牧畜民族の短所

 俺系統の思考の規範2.1 もしある主体が牧畜民族であるならば、その主体は文字を持たない。

 モンゴル人も欧州人も近年まで文字を持ってこなかった。または、彼らは文盲であってきた。一方、エジプト人やシュメール人は文字を持った。彼らは農耕民族であった。

 俺系統の思考の規範2.2 もしある主体が牧畜民族であるならば、その主体は官僚を持たない。

 官僚制度もまた農耕民族の産物である。牧畜民族は官僚それ自体を他民族に依存する。例えば、モンゴル人は色目人やチベット人や漢人を官僚とした。米国も英国もロシアも強固な官僚を持っていない。

 俺系統の思考の規範2.3 もしある主体が牧畜民族であるならば、その主体は都市を持たない。

 都市も農耕民族の産物である。欧州人は彼らの都市を持っていない。一方、農耕民族は古くから彼ら自身の都市を持ってきた。一般的に、牧畜民族は彼ら自身の都市を発達させない。

 俺系統の思考の規範2.4 もしある主体が牧畜民族であるならば、その主体は高い商業能力を持たない。

 農耕が発達すると、都市が生じる。すると、商人が都市の中に生まれて、商業が発生する。しかし、牧畜民は都市を作らないので、商業が発達せずに、彼らは商売上手でない。実際、キリスト教徒の白人はユダヤ教徒の白人の商業能力に依存していたりする。チンギス・ハンも漢人の富に依存していたように見える。

 俺系統の思考の規範2.5 もしある主体が牧畜民族であるならば、その主体は過去を認識する高い能力を持っていない。

 もしある主体が牧畜民族であるならば、その主体は過去を認識しない。白人を見ると、欧州人は彼ら自身の過去それ自体を認識していないように見える。

 俺系統の思考の規範2.6 もしある主体が牧畜民族であるならば、その主体は自己を認識する高い能力を持っていない。

 もしある主体が牧畜民族であるならば、その主体は自己を認識する高い能力を持っていない。例えば、現在イタリア人は古代ローマ人を自己と認識していないように見える。俺の憶測では、欧州人は自己と過去をうまく認識することができないので、先祖それ自体も認識していない。

 俺系統の思考の規範2.7 もしある主体が牧畜民族であるならば、その主体は先祖を認識する高い能力を持っていない。

 または、もしある主体が牧畜民族であるならば、その主体は先祖を認識しない。牧畜民は自己と過去を認識しないので、彼ら自身の先祖もうまく認識することができない。その結果、彼らは断絶しやすい。彼らは古代ローマ人や古代ギリシア人や満州人のように、歴史に消えやすい。一方、エジプト人も漢人も一貫性を持っている。

 俺系統の思考の規範2.8 もしある主体が牧畜民族であるならば、その主体は維持を認識する高い能力を持っていない。

 もしある主体が牧畜民族であるならば、その主体は維持を認識しない。牧畜民は物事の維持を他民族に依存する。その結果、彼らの社会は非常に不安定であり、崩壊しやすい。例えば、アメリカ合衆国は彼らの社会の維持を黒人奴隷に依存した。彼らは家畜を統治する高い能力を持つ一方、彼らはまるでサピエンスの雌のように他民族に依存する傾向がある。

 俺系統の思考の規範2.9 もしある主体が牧畜民族であるならば、その主体は宗教を創造する高い能力を持っていない。

 もしある主体が牧畜民族であるならば、その主体は宗教を創造しない。ただし、セム人はセム系宗教を創造した。欧州人やモンゴル人のような牧畜民は宗教を創造しない。

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